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- >> 2024.01
【吉田松陰先生 語録】「国家を治むるの要」
国家を治むるの要、民心を得るに在り。
民心を得るの要、文徳を治むるに在り。
嘉永2年5月(講義存稿三篇)
国家を治める際の要点は、国民の考えや気持ちを得ることにある。
それを得る要点は、学問を修めることによって備わる人格を身に付けることである。
衆議院の総選挙が近々行われますが、はたしてどれだけの立候補者や政党が
国民の考えや気持ちを得ることにつとめているのでしょうか?
選挙の時だけのパフォーマンス、当選してしまえば国民はそこにいない。
選挙制度の崩壊とマスコミ各社の偏向報道。
民主主義は、堕落を生んでいると思います。
(吉田松蔭先生)
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「善人よ強くなれ」
善人にこの際最も大事なことは、善柔・善弱・善怯(きょう)ではなくて、善にして且つ強くなければならない。
パスカルは「正義が強いか、強い者が正義か、正しい者が強くなるか、強い者が正しくなるか、より外に人間は救われない」と言うておりますが、すくわれるためにはどうしても善人が強くならなければなりません。
強くなるためには、感情的・感傷的にならずに、線が太くならなければいけません。
「安岡正篤先生」
【吉田松陰先生 語録】「風俗を美にせんとならば」
風俗(ふうぞく)を美にせんとならば、平時季節(へいじきせつ)尚(たっと)ぶに如(し)くはなし。
季節を尚(たっと)ぶは勤倹(きんけん)を励ますと直言讜議(ちょくげんとうぎ)を奨(すす)むるに如くはなし。
安政5年9月6日「読鋼鑑録(どっこうかんろく)」
≪訳≫
人々の心、日々のしきたりや習わしなどを美しくしようとするなら、
普段の生活において、(人々の)気概や節操の堅さを敬って大切にし、重んずることである。
そのための最善の方法は、まず倹約させ、また、遠慮せずに自分の信ずるところをいい、
正論を吐くよう奨めることである。
吉田松蔭先生
「感激の生活」
吾々の一番悪いこと、不健康、早く老いることの原因は、肉体より精神にあります。
精神に感激性のなくなることにあります。
物に感じなくなる、身辺の雑事、日常の俗務以外に感じなくなる、
向上の大事に感激性を有(も)たなくなる、これが一番いけません。
無心無欲はそういう感激の生活から来るもので、
低俗な雑駁(ざっぱく)から解脱(げだつ)することに外なりません。
【安岡正篤先生】
至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり
(至誠をもって対すれば動かすことができないものはない)
【吉田松陰】