時事ドットコム:平成23年4月7日
土木学会は7日、仙台市内で記者会見し、東日本大震災の被害に関する第1次総合調査について報告した。津波被害について調査団長の阪田憲次会長は「全部を(堤防など)力で押さえ込もうするのは無理だということが今回はっきりした」と語った。学会では復興への提言を今月中に取りまとめる予定。
土木学会は関係学会と合同で先月27日から今月6日まで、地震工学、コンクリート・構造工学などの専門家で構成する調査団を派遣。東北地方の21市町村を調査した。
鉄道や道路、港湾施設や堤防については、阪神大震災後の耐震設計や補強技術の高度化で揺れによる被害が軽微だった一方、津波による被害が甚大となった。阪田会長は「どこからどう力がかかったのか全く想像できない」とした上で、対策については「避難などと併せて考えるべきだ」とした。
(記事終わり)
科学技術の最先端の先生方が、やっと自然の脅威に気づいてくれました。
どんなに人間が頑張っても、天然自然の脅威にはなすすべはありません。
心を養う 【オタケ ノ オトウト…】
オタケ ノ オトウト ガ、ヨナカ ニ、ナキダシマシタ。
オカアサン ハ、ダキアゲテ、イロイロト、ナグサメテイマス。
オカアサン ノ ゴオン ヲ、ワスレテ ハ ナリマセン。
これは尋常小学修身書 第2学年児童用に記載されている一部です。
すべてカタカナなので、読みづらいと思いますが、このような親に対する恩を昔の子供たちは小さい頃から学校で教わっておりました。
もうひとつ紹介します。
ショージキナ デッチ ガ、タンモノ ニ、キズ ノアル ノ ヲ、オキャク ニ シラセテイマス。
コノ コ ハ、オトナ ニ ナッテ カラ、リッパナアキンド ニ ナリマシタ。
尋常小学校の第2学年生は、今の小学校2年生と同じくらいです。
今でも道徳の授業はあるのかわかりませんが、この時代の小学2年生に総てとは言いませんが、現代の小学6年生でもその道徳心(道義)にはかなわないと思います。
まして、大人ならなおさらかないません。