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鳥追い

日本各地で伝統行事が盛んに行われています。


特に、地方の農村地帯ではその地域にまつわる行事が多い事でしょう。


 


これらの行事に共通する事は、神様を対象として行う事です。


よく、五穀豊穣や豊作、無病息災などの願いと昨年度の御礼を兼ねたような行事が行われます。


行事の会場には、神様がやって来られる「ひもろぎ」に似たような物が造られます。


行事によっては祭壇も設置される事でしょう。


 


それらの行事には火を使う事が多いのではないでしょうか。


薪のような物を造り、そこに火を付けます。


火の大きさや勢いで、その年の豊作か否かというものを判断します。


 


私も、このような地域行事「鳥追い」に準備から参加をしました。


準備中は、雪が降り続きましたが風は吹いていませんでした。


行事の開始時間に近くなり、たいまつ等に点火してからたいまつが燃えやすいような向きで風が吹いてきました。


会場には風は吹いていません。大変不思議な現象です。


 


ひもろぎのような場所で、挨拶が始まります。皆がその場所に向けて頭を垂れて挨拶をしています。


 


行事の中心となる薪に火を付ける大役は何故か私になり、「これから火をつけます、宜しく御願いします」と神様に挨拶をしてから、薪に火を付けました。


火を付けた途端に、下のほうから風が吹いてきました。


炎の勢いが大きくなり、次第に綺麗なオレンジ色になりました。


古くから鳥追いに参加している住民のお年寄り達は、この炎を見て「今年は豊作になりそうだ、今までにない素晴らしい炎だ」と言っています。青年層の人達も口々にそのような言葉を発して皆が喜んでいました。


 


私は突然やってきた大役を果たしホッとしました。


 


ある程度の薪が燃える間、風は吹き止む事無く吹き続きました。


炎が小さくなり、風も収まりました。


子供達による雪中田植えも無事に終わり、鳥追いは終了しました。


 


 


感謝に関わる記事は、このブログで何度も取り上げています。


このような伝統行事も感謝を表す方法の一つです。


 


それぞれの神様に感謝をするのが「鳥追い」です。


かつては全国的に行われていた鳥追いを行っている地域は少なくなってきているとの事です。


日本人が神様の存在を忘れてかけているのではないでしょうか。


 


神様や天然自然に感謝をするからこそ、良いお米、良い野菜や果物が収穫できる事でしょう。


その心を大切にする事が重要だと思います。

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