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モラルなき中国とは言うが、日本の高官はどうなのか?

ひき逃げ、交通ルール無視…中国がモラルなき国家になる理由
【産経新聞 2012/04/14】


【大阪から世界を読む】


 中国では信じられないような事件が本当に次々とよく起こる。瀕死(ひんし)の女子高生がホームレスの遺体と判断され、溝に捨てられた。ひき逃げされた女児を誰も助けないという事件も起きた。スクールバスをめぐる、とんでもない過積載の事故が頻発した。これらの事案は隣国・日本にどんな教訓を与えているのだろう。(大谷卓)


 ■「いつものことだ」


 幹線道路のど真ん中で、男性2人が激しく口論していた。真っ赤な顔で、いまにもつかみかかりそうになって。脇を何台もの車が普通のスピードで通り過ぎていく。車内にも声が聞こえそうだ。ただ、2人は周囲は全く見えていない。怒りでわれを忘れていた。


 かと思うと、車両が通行しようがお構いなしに斜め横断していく自転車もいた。事故に遭う心配や怖さがないのかと思うほど、この人たちも周囲を全然見ていない。


 いずれも約10年前、中国内陸部の雲南省昆明を取材で訪れたときに見た光景だ。驚いて、取材の案内役の運転手に尋ねた。返ってきた答えにさらに驚いた。


 「いつものことだ。気にするな」


 確かに、運転手は斜め横断の自転車が突然出てこようが、平然と運転を続けていた。


 その日の晩に別の取材を終え、歩いて宿泊先まで帰っていると、事故らしき場面に遭った。道路に倒れ、うなっている男性。近くには車輪が曲がった自転車があり、数人が囲んでいた。斜め横断の自転車がすぐに思い浮かんだ。


ルールやモラルへの意識はなく、仮にあっても、各自が都合のいいように解釈する…。典型的な中国人の印象と見事に重なった。


 ■ホームレスなら捨てる?!


 あれから約10年を経たいま、中国でのルール、モラル無視のニュースが相次いでいる。


 安徽省内で今年3月、帰宅途中に暴漢に襲われ、瀕死の女子高生が警察官に凍死したホームレスと判断され、生きたまま隣村に捨てられた。女子生徒は血だらけで、半裸状態。一命こそとりとめたものの、屋外に2晩も放置され、重傷を負ったという。


 ホームレスの死体であれば当局の人間は遺棄できるのだろうか? どう考えても遺棄した理由が分からない。


 見捨てられた事案はこれだけではない。


 中国は交通死亡事故件数が10年連続で世界1位とされる。昨年10月に広東省で起きた事故は悲惨きわまりないものだった。


 道路を横断しようとしていた女児(2)が車にひかれたのに、通りかかった計18人が誰も助けようとしなかった。女児はワゴン車にはねられ、さらに別の車に両脚をひかれた。治療のかいなく、その後死亡した。


 加害者の運転手はメディアに対し「死亡なら2万元を支払うだけでいい」と答えたとされる。別の省では、男児を一度ひいた後、今度は殺すためにもう一度ひいたという事案もあったという。


 ■本当に捨てられているのは…


 スクールバスをめぐる事故も、とにかくひどい。定員を超える子供を乗せたり、無理な運行をしたり…。幼い子供が次々と犠牲になっている。


 甘粛省で昨年11月に発生した事故では、9人乗りのワゴン車を改造し、座席を取り外して幼稚園児64人を詰め込んだ。しかも運転手は制限速度をオーバーし逆走。トラックと衝突し、21人が死亡した。


 その後もスクールバスをめぐる事故は続出。事態を重く見た温家宝首相が「スクールバス安全条例」の制定を指示。いったい何を話し合うシンポジウムなのだろうかという気もするが、2月にはスクールバスのシンポジウムと展示会を初めて開催。展示会では衝突防止システムや映像監視システムなどを搭載したバスが登場した。


 ただ、スクールバスに限らず、安全運転は車社会の常識だ。中国では、自動車の普及に対し、チャイルドシートの普及率はわずか1%しかないといい、そのデータが示すとおり交通規範や安全といった感覚は極めて薄い。


 本当に捨てられているのは、人として当たり前のモラルやルールなのだ。


 ■中国人の2つの顔


 ある外交官に、こんな話を聞いたことがある。


 「中国、韓国はともに乱暴で、ごまかしが多く、文句ばかり言う国に見える。でも、実は徹底して学ぶ国でもある。それと日中韓のうち、自分たちが足りないと一番感じているのは中国人だ」


 この外交官が指摘するように文化、教養が高く、自己研鑽(けんさん)に努める中国人は少なくない。一方で、ルールやモラルが全くない中国人も実に多い。両極端の中国人がいる理由のひとつは、格差社会の進行だ。


 10年前に訪れた昆明も、ひき逃げ事故が起きた甘粛省も決して裕福な地域ではない。安徽省で被害にあった女子高生の両親は出稼ぎをしていたという。格差社会が急速に進む中国には、農村部から出稼ぎで都市部にくる「農民工」と呼ばれる人が数百万単位でいる。巨大な格差社会・中国では、暮らしに精いっぱいで、自分のことしか考えられない人が増えているのだ。つまり、格差社会の行く末はモラルやルールが失われた薄情な社会…。


 大阪はいわゆる貧困率は比較的高い部類に入るとされ、日本全体の貧困率は約16%と上昇傾向にある。中国で起きている「危うさ」は、決してひとごとではない。(記事終わり)


記事リンク
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/556547/



「衣食足りて礼節を知る」という言葉がありますが、果たしてそれだけなのかな〜と思います。

中国の一般人のモラルの低さには大変驚かされますが、日本もそのモラルの低下に歯止めがかかりません。

それは、果たして貧乏だからというのが理由なのでしょうか?

貧乏というのであれば、大正時代、戦前や戦後の方がよっぽど貧乏だったと思います。世界恐慌や戦争によって食糧が足りなくなり、身近な工業製品が代替品にかわっていき、米さえろくに食べれなったとご老人からお聞きしました。

しかし、そんな中でも礼節を守り、国の為に働いていた方々は多くおりました。

その根本は、教育にあったと思います。学校の教育だけでなく、子供にとって身近な家族や近所の人々、親戚などから人としての正しい生き方を学んでこられからこそ、モラルがあったのではないかと思います。


一般の市民のモラルの低下も大変ですが、多くの人達に影響を与える職業にある人達のモラルの低下は最悪です。

政治家・官僚・マスコミ・大学の先生などなど。


東日本大震災による原子力発電所の事故による対応は、政治家をはじめ業界・マスコミなど非常にお粗末で海外メディアはその対応を冷静に見ておりました。




「国のことより自分のこと」「人の命よりも金」




これ以上のモラルの低下はありません。





総ての教育のうちで最上のものは、自分で自分を教育することである
(英国詩人:ウォルタースコット)





そんな子供たちがたくさんいたら、もっと教養のある国になるのかもしれませんね。

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