ロシアと中国に「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」はあるでしょうか?
「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」
この言葉は、日本国憲法の前文に出てきます。
日本国憲法 前文 一部掲載
「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」
簡単にいうと、
「諸国を信頼しているからこそ平和が成り立つのであって、諸国にその信頼がなければ日本国民の安全と生存の保持は無い」
日本固有の領土(尖閣諸島沖)に勝手に入り、それを逮捕したことに対して異議を唱えた国に信頼はありますか?
資源開発に日本にお金を出させておいて、いざとなったら環境問題だと騒いで、その資源活用の優先順位を中国に変更する国に信頼はありますか?
誤解のないように記載ますが、決して外交問題をこじらようとか戦争を肯定しているとかというのではありません。
日本人や日本のマスコミが自国の憲法前文さえ、認識していないことに寂しさを感じます。