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道を造り出す

日本人は道を造り出すのがどうやら好きなようです。


道と言っても道路の事ではありません。


 


分かり易く言うと、「茶道、華道、剣道、柔道、合気道」等々、○○道と付くものが多く存在します。


道は付いていませんが、舞踊等もそれらに含まれる事でしょう。


 


茶道を例に挙げてみます。


1.道具を揃える(用具や服装)


2.茶を選ぶ


3.茶菓子を選ぶ


4.作法を学ぶ(動作等)


5.お茶会を開く


6.お茶会の話の内容を学ぶ


7.礼儀を学ぶ(作法とは違う人としての思いやりなど)


8.心を学ぶ(茶道をしる事で茶道の心を知る)


 


まだまだあるのかもしれませんが、茶道でお茶を飲むだけでもこれだけの仕組みがあります。


特に作法はその伝承により異なり○○流等と付くのが特徴です。


 


同じお茶を飲む習慣であるイングランドのアフタヌーンティーがあります。


基本的に会話を楽しむのであって茶道のような事細かな決まりや作法まではありません。


 


その道を究めるという言葉がありますが、日本人は自らが歩んでいる物に「道」をつけ、歩む過程や工程、その中に潜む苦労などを楽しむ民族のようです。


 


道と言うのは遊びの究極の形だと思います。遊びも極めればその道になります。その遊びの中で様々な知恵が出てきます。特に道具が上げられます。登場当初はその道に特化していますが、次第に進化をして一般化してきて普通の人が使うような道具まで登場してきます。価格も品質もピンからキリまであり、その中に道具を揃える楽しみがあり、趣味性に富んできます。


 


最大の特徴は「心を学ぶ」という事です。


作法の中に相手に対しての思いやりや、自らの意気込み、会話にせずに動作で様々な表現をする。隙があったりなかったり、その道により心の表し方が変わってきますが、基本的な「心を学ぶ」事には変わりはありません。


 


礼儀を学ぶとその人の言動に直ぐに表れてきます。その道を進んでいる人は基本的に凛としている人が多いのが特徴です。日本人としてその道の作法を学んでいますので、日常生活の至る所でその言動が出てくるところです。


礼儀からその道の心を学び、その人の人格に影響をしてきます。


 


その道を究めるという言葉があります。


苦労を苦労と思わずに経験や失敗を学ぶという姿勢に見る事ができます。


どの道でも極める事で、日本人はその人を尊敬し「先生」と呼ぶ事が多いのではないでしょうか。


その先生は奢らずにおおらかで人間的にも器が大きい人が多いのも特徴です。それだけその道で様々に経験をし苦労をしてるからに他なりません。その道を指導するには人としての魅力がなければ人は付いてきません。よく聴くのが「○○先生は素敵」「○○先生のようになりたい」と先生がその道を目指す人達の手本や目標になっています。


 


今でも日本人は様々な道を造り出しています。


このような事を楽しむ民族は世界中を見ても日本だけではないかと思います。


 


このような方向からも、日本人を知る事が必要です。


 

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