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夫の誉れ・妻の誉れ

まだ社会人成り立ての頃、会社の先輩達や同期と夜遅くまでよく飲みに行きました。


みんなでワイワイ遅くまで飲んで、終電もすでにない同期と私はK先輩の家によく泊めてもらいました。


深夜1時、遅い時は2時頃、とんでもない時間にいつもお邪魔してましたが、K先輩の奥さんはいつもニコニコしながらいやな顔一つせず迎えてくれて、同期と私の分のフカフカの布団(多分日中干してあった)を用意してくれてました。


その布団に入ると、布団の心地よさにすぐ夢の中へ入りました。


朝、目が覚めると奥さんが熱いお茶を入れてくれて、頭がすっきりしてくると作り立てのさっぱりしたおかゆとおいしい梅干しやきゅうりの漬物などの付け合わせを出してくれました。


前日の夜遅くまでの胃袋の激務をいたわる様な、さっぱりとした味は今でも忘れられません。


当時を振り返ると


K先輩の家にお邪魔している間、K先輩は奥さんに特に何を言うでもなく、奥さんは自分達の様子を見ながら心あるもてなしをくれました。


社会人成り立てで、いろいろと不安もあった当時の自分ですが、K先輩夫婦のそんなもてなしては、非常に勇気づけられました。


奥さんは夜遅くお邪魔した後輩(自分達)の為にいろいろとして頂いて奥さんは立派な人だなと思っております。


いま思い返すと、

夜遅いのにいやな顔を一つせず、

後輩(自分達)に細かな気配りをされ、

出しゃばらず、

夫を立てながら私達をもてなしてくれた

その心は、大切なこと(夫婦の在り方→道義)を身を以て教えてくれた一人だと思います。

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