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シリーズ「告日本國」21 【フランスの詩人 ポールリシャール著書】

『告日本國』この書籍は世界の状況と日本の伝統・文化を冷静に分析し、日本が取るべき方向性を示していると言っても過言ではありません。


その原文が入手できましたのでシリーズでアップしております。


現代文に訳してみましたが、専門家が行ったのではないのでその訳が不適切であるかも知れませんので、ご了承下さい。




【原文】
 然れども精神の結合なくんば断じて真実にして恒久なる統一なし。単に利己主義を抑圧するに止まらば、尚ほ未だ足らざるなり。之を繋ぐは之を統一する所以に非ず。萬国を繋ぐの絆は更に強き愛着の其の間に存するなくんば直ちに断絶すべし。これ実に天意が諸々の帝国を建設し、更にまた之を破滅し去る所以なり。其の統一が協力に非ずして服従となる時、其の結合が覇絆となる時、隷属の民の発達に資せずして之を阻止するに至る時、天意即ち諸国統一の絆を寸断す。然る時に天意は自由を弘布せんが為に力の発展を犠牲にす。天意は現に見るが如く叛逆の独立、放恣なる自治を圧服し、同時にまた現に見るが如く多年圧迫せられたる民族を其の奴隷の境遇より解放せんとす。天意今や覊軛を断ち、諸国の間に横はれる墻壁を毀ち、一を抑へ他を放ち、而して一切を完成して至心より出でたる一致団結に向はしめんとす。此の一致団結のみ、能く四海一家の実を挙げ得べし。天意は一日も息むことなく、或は平和の間に或は剣戟の間に、自由にして唯一なる、生命あり且つ神聖なる、四海一體の大業に従ひつゝあり。

 如是至高観念の奉仕者たるを自覚せる日本よ。天来の国是を奉ぜよ、天為し給ふ如く、自由を与へ且つ統一せよ。自由を亜細亜に与へ且之を統一せよ。亜細亜は汝の天地なり、亜細亜は汝が活動の地なり、而して已むことを得ずんば戦闘の地なり。汝能く之を知れ。



【現代訳】
 されど精神の結合がなくては断固として真実としての永遠の統一はありません。単に利己主義を無理やり押さえつけることに止まれば、なおまだ足りません。これをつなぐのはこれを統一する理由ではありません。あらゆる国をつなぐ絆は更に強い愛着の間に存在するのでなければ直ちに断絶すべきです。これ実に天の意思がもろもろの帝国を建設し、更にまたこれを滅ぼし去る理由です。その統一が協力的でなく服従となる時、その結合がつなぎとめるだけのものとなる時、他の支配を受けて言いなりになる民の発達を助けないでこれを阻止してしまう時、天の意思すなわち諸国統一の絆をずたずたに切って仕舞います。そのような時に天の意思は自由を世間に広める為に力の発展を犠牲にします。天の意思は実際に見えるように権威・権力などにさからうことの独立、わがままでだらしのない自治を圧迫し、同時にまた実際に見えるように長い年月圧迫させられた民族をぞの奴隷の境遇から解放しようとします。天の意思は今や束縛を断ち、諸国の間に横たわる障壁を壊し、一つを抑え他へ放ち、そして全てを完成してまごころから出た一致団結に向かわせようとします。この一致団結のみ、よく世の中の人々を一つの家族のように見ることの現実を挙げ得ることができるのです。天の意思は一日も息をつめて腹に力を入れることなく、わるいは平和の間にあるいは刀剣による戦いの間に、自由でただ一つの、生命ありかつ神聖な、世の中一体の大業に従いつつあります。

 このように最高の考えにつかえることを自覚している日本よ。天から恵まれた国是を奉じなさい、天が為し与えるように、自由を与えかつ統一せよ。自由をアジアに与え統一せよ。アジアはあなた方の天地であり、アジアはあなた方の活動の地であり、そしてやもえなけえば戦闘の地となるのです。あなた方はよくこれを知って欲しい。



【解説】
 これまで多くのヨーロッパ諸国、アメリカ、ソ連などは他国を隷属させ、圧迫してきました。そこには異文化に違いによる差があるにもかかわらず、強制的に支配をしてきました。果たして日本がそれをしていないかというとそうでもないかもしれません。独立を助け、その国と国民を尊重し、人心の向上に努めることを目的としていれば、例え武力で負けたとしても、その心は引き継がれていくのではないでしょうか?

 明治に来日したトルコの施設が帰国途中に難破して大勢の方が亡くなり、その縁で日本とトルコが仲良くなり、それは今でも続いていることを時折テレビで放映しております。トルコでは日本の素晴らしさを教育で教えているそうです。

 お隣の半分狂っている言語を使っている「反日教育」をしている国とは大違いです。

 また、スウェーデン国王は時折来日されますが、遠い国のスウェーデンが独立できた事由に日本が大きく関わっていることは、あまり知られておりません。本来であれば「明石大佐」が成したことを日本の教育でも教えることが大切に思います。

 日本は確かに大東亜戦争で悲惨な状況になりました。しかし、その心まで失いかけている今の方が大東亜戦争で終戦を迎えたよりも悲惨な状況かもしれんせん。

 リシャールが言っている「日本が奉じている国是」とは一体なんでしょうか?

それを私たちが知る必要があると思います。

国是…国全体が是(ぜ)と認めた政治上の方針。一国の確定した施政方針。

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