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シリーズ「告日本國」29『本文最終』 【フランスの詩人 ポールリシャール著書】

『告日本國』この書籍は世界の状況と日本の伝統・文化を冷静に分析し、日本が取るべき方向性を示していると言っても過言ではありません。


その原文が入手できましたのでシリーズでアップしております。


現代文に訳してみましたが、専門家が行ったのではないのでその訳が不適切であるかも知れませんので、ご了承下さい。

この29で本文が最終となります。



【原文】
 されど他の声は即ち日く、何ものにも奉事する勿れ、唯だ汝の使命を奉ぜよ。何ものをも怖るゝ勿れ、唯だ使命に副はざるの一事を恐れよ。強者の力に頼る勿れ。過去は之を払拭し去らん、而して汝も亦共に亡びん。弱く見ゆる者の微力を助けよ。彼等は来らん世の選民なり。前途を長望せよ。損失を招くべき利益を受くる勿れ。汝に与へらるゝ現前の小利をも受くる勿と。

 此声は汝の大業を導く天来の声なり。天、汝と共に此の大業を成就せん。されど天は汝の参与なくして、或は汝の反抗を受くるも、尚ほ能く大業を成就せん。今や正義の国を建設せんとして大地を耕しつゝある萬国の神に向って、如何なる国か長く反抗を持続せん。そは萬国の間を進む。

 其の審判は其の到る前に下さる。之に逆ふ者は既に亡べるなり、之と共に戦ふ者は今よりして勝てるなり。そは天の外に勝利者なく、天の外に汝を亡ぼすものなきが故なり。日本よ、天喚び給ふ恩寵の民よ。汝は何ものたらんとするか。

 吾れは見たり、吾れは日本の魂を見たり。汝は神命を奉じ、神意を成じ、勝利の劒と将来の帝冠とを受けんがために、粛然として神前に俯伏せり。日本よ、戦士よ、彌栄えよ。汝の守護神と平和の守護神と、共に汝の裡に在りて互に萬歳を高唱す。






【現代訳】
 しかし他の声は言いかえれば、何ものにも奉仕せず、ただあなた方の使命を奉じなさい。何ものをも恐れることはない、ただ使命に副わない一事を恐れなさい。強い者の力に頼ってはならない。過去はこれを払い拭い去り、そしてあなた方もまた共に亡びよ。弱く見える者の微力を助けなさい。彼らはやって来る世の選ばれた民である。行く先を長い目で見なさい。損失を招こうとする利益を受けてはならない。あなた方に与えられる目の前にあるわずかな利益を受けてはならない。

 この声はあなた方の大業を導く天からの声です。天はあなた方と共にこの大業を成就しようとされるでしょう。しかし天はあなた方の参与なくても、あるいはあなた方の反抗を受けようとも、なおよく大業を成就しようとするでしょう。今や正義の国を建設しようとして大地を耕しつつあるあらゆる国の神に向かって、いかなる国であろうとも長く反抗することは出来ません。それは万国の間を進むのです。

 その審判はその大業が成就される前に下されます。これに逆らう者は既に亡びるであろう、大業と共に戦う者は今から勝てるであろう。それは天の外に勝利者は無く、天の外にあなた方を滅ぼすものは無いからです。日本よ、天が呼ばれる恩寵の民よ。あなた方は何ものであろうとするのか。

 私は見た、私は日本の魂を見た。あなた方は神の命を奉じ、神意を成就し、勝利の剣と将来の王冠(首領の地位)を受ける為に、おごそかに心を引き締めて神前に頭を下げよ。日本よ、戦士よ、ますます栄えよ。あなた方の守護神と平和の守護神と、共にあなた方の内にあって互いに万歳を高唱する。



【解説】
 日本は戦後、目の前にあるわずかな利益に目がくらみました。

 数千年にわたり培われ祖先より受け継がれてきた日本人としての心やありようが、わずか戦後70年経った現代に失われようとしております。


私達の先祖が培ってきた日本の文化は、ただ単に日本だけのものに留まるのでしょうか?

天然自然の恵みを生かすには何をしなければならないのか。

自然と人、人と人とが共存し有意義に生きていくためには何を学ばなければならないのか。

このことは、日本だけでなく世界でも共通しているのではないでしょうか?


何故ならば、人間は天然自然の恩恵無くしては絶対に生きて行くことができないから!


多くの人々と共に、明日の日本・明日の自分のために、学びたく思います。



ここで、「心の学問塾:誠心館」の設立趣意書を掲載します。


 先の大戦の戦後復興から、今日の経済大国日本への道のりをひたすら築き支えてこられた諸先輩もすでに老境に達し、有史以来先人より連綿として受け継がれてきた「大和心」は、虚構の平和の中で徐々に喪失されつつあることは多言を要しない。


「精神文化果つるところに国家・文明の衰亡あり」 


それは人類の歴史が厳然と示し、現下の世相世情に鑑みれば我が国もその論外ではない。


とくに次代を担う若者達は、未曾有の平和と繁栄の中で、すでに己が魂は骸のごとくあり、青雲に満ちた確固たる人生指標も定められぬまま、刹那的な日々を過ごしているのが実情である。


すでに学校教育に建国の基を築く気概なく、建学の理念に満ちた学府も昔日の面影を残すのみ。


これを憂い、今なお社会の一隅では有志の人々が草莽の活動を試みているものの、それさえ物の怪社会が産み出した、溢れんばかりの多様な価値観の中で翻弄され、いまだ大きな潮流を築くに至っていない。


価値観はすべて人間自らがつくり出してきたものであり、古来より多くの哲人達は人生の真理を森羅万象有道の中に見出してきた。


現代に生きる若人が真に希求するところもまた同一にて、価値観的解釈の人生ではなく、自らが持って生まれた魂にふさわしい生き方にこそ人生の光明と生きがいあり。


かくのごとき覚醒意識を持った若者達が集い、互いに知識を得、見識を磨き、胆識を備え、もって確固たる人生指標を築き、ともに民族の本然を継承していくことを旨とし、同志諸兄とともにここに心の学問塾『誠心館』を興すものなり。


忘れまじ誠心の歌


日の本の 国に生まれし 誉れをば 散るとも残す 志花
 
平成 三年 三月 三日


誠心館発起人 原 白扇


最後まで、読んで頂きまして心より御礼申し上げます。

読んで頂きました皆さまの発展を心よりお祈り申し上げます。


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