大津市の市立中学校の自殺報道について
最近、マスコミがこぞって大津市立中学校の自殺された生徒さんと教育委員会をはじめとした先生方の報道を行っております。
自殺をされた中学生の方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
若い方が自ら命を絶たれるという痛ましいことは、本当に悲しいことです。
しかし、大津市の教育委員会は以前何をしたのか?
私たち心の学問塾・誠心館は以前、とある新聞にあった二宮尊徳翁像について、平成24年2月6日に質問状をお送りいたしました。
詳細は下記リンクをご覧下さい。
題名「大津市教育員会へ「二宮尊徳像」の記事に対する問い合わせをしました。」
http://blog.goo.ne.jp/kokoronogakumon/e/449bb3d58d751978ea7970b7e2775001
新聞記事の内容
http://blog.goo.ne.jp/kokoronogakumon/e/186307d5f83ccccb37d697530233ccea
概要は、新聞記事に掲載された大津市教育委員会の二宮尊徳像の取り扱いについて、新聞記事が事実であれば間違った認識をしており、その質問をお送りさせて頂きました。
しかし、残念ながらまったく返信がありませんでした。
今回の教育委員会や校長先生の対応に保護者の方々は憤慨されているといような報道が見受けられますが、教育は先生だけでは限界にきているのも事実で、昭和20年〜30年代の先輩にお聞きすると、教育は先生だけでなく地域のみんなで行っていたとのお話をよく伺います。
先生だけでは限界があるとのお話も伺ったことがあります。
自殺された中学生の方は非常に残念なことだと思いますが、果して教育委員会をはじめ学校の先生や生徒の親御さんたちや地域の人達は、子供たちに何を学んでほしいか、また何を学ぶべきか、導いてあげているのでしょうか?
アンケートには、生徒の「心の声」という言葉がありました。
「心の声」とはいったい何なのでしょうか?
「心低愚現症候群(日本人が日本人の心を失い、愚かなことが正しいと思い込んでいる重篤な病)」にかかっていれば、そんな子供たちの「心の声(悲痛)」を聞いても、決して解決する方法などないのではないかと思います。
まったくその本質に辿りつかないのではないかと危惧しております。
このような時期にデリケートな話題をあえて掲載させて頂きました。
なぜなら、平成24年2月6日に大津市教育委員会に質問状を送ったことは事実であり、その内容に対してまったく返信がなかったという事実があるからであります。
一人も多くの自殺者がでないことを心よりお祈り申し上げます。