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連載企画 【横浜・ヨコハマ・yokohama・よこはま】?

京大生との出会い



 平成21年5月26日〜28日に、出張で京都へ参りました。京都へ訪れた3日間は、梅雨の中休みのようで、日中は結構暑く、夜になると過ごしやすいそんな気候でした。


 京都到着初日、「京都へ来たら川床を体験してみよう」ということで、暑さもいくらか控え目になった夕方、宿泊先から先斗町(ぽんとちょう)まで歩いて行き、先斗町の街並みを見ながら川床のお店を探しました。


 少し解説しますが、川床とは、川べりが整備され散歩したり話に夢中になったりすることのできる鴨川沿い(特に先斗町辺り)に店を構える飲食店が、やぐらを組んで、やぐらの上で食事をしながら鴨川の風情を楽しむ事ができる京都でも有名な観光スポットです。


 先斗町を南下しながら歩いて行くと、和風の小粋な店構えのお店を発見しました。


 中に入って席が空いているか聞くと、なんだかお店の人の対応がいまいちです。他のお店に行こうかと店を出ようとする、女将が飛んできて「すぐに席をご用意致しますので、中に入ってしばらくお待ち下さい」と言い、私達を店の中に案内しました。

(後でわかったことなのですが、その店は先斗町でも有名なお店で、予約をしないと入れないようなお店のようで、実際入店すると川床の席はほとんど予約で一杯でした。)


 川床の席につきますと、そこは世間の喧騒から少し離れた静かな場所で、京都盆地ならではの暑さが止み、鴨川の涼やかな風が吹く、心地よい宴席の場となりました。みんな静かに川床の風情を楽しみながら、料理を堪能しております。時間が過ぎるのも忘れるくらいゆっくりとした時間を過ごしました。


 料理の出が中ほどまで行ったときに、それは起こりました。









ガチャ〜ン












 アルバイトらしい若い男の子が、他の帰ったお客さんの膳を下げ持ち運ぼうとした時に、膳をひっくり返してしまったのです。彼は、慌てる様子もなく周りに気を配りながら片付けをしました。


 そして、そのあと、先生(私達は先生の京都行きに同行させて頂きました)がみんなにこんなことを言われました。






「彼は、京大(国立京都大学のこと)かな?同志社(同社大学のこと)かな?どっちだと思う、俺は京大だと思う」と…。私は、京都には他にも大学がたくさんあってその2つの大学にも絞れないと思い、首をかしげました。


 膳をひっくり返した彼が、私達の席に次の料理を運んで来た時に、先生が彼にききました。



「君は京大?それとも同志社?」




 彼は間髪に入れずに「京大です」と答えました。


先生は、ニンマリされ「やっぱり思った通りだ」と感心されておりました。訳もわからない私達に先生が解説してくれました。


 「彼は、さっき膳をひっくり返しただろ、その時にどのように片付けるか見ていたんだ。彼は、ひっくり返した痕跡も残さずに、全部自分で綺麗に片付けた。そのようにけじめをつけることができるのは、京大の学生だと思った。」と…


 私達は、先生の推測に舌を巻き感心しました。


そして先生が「誠心館であのような若者達と交流を持つことは大切だぞ」と言われました。


 先生に言われ誠心館のことを思い返すと、大学生、それも国立でいえば2番目の京都大学の学生と知り合う機会など全くと言っていいほどなく、今の若い人達の考えや日頃の環境はどのようなものか知りたいと思いたった私は、Mさんと彼に話しかけました。名札を見て「○○」と書いてあったので「○○君!」と声をかけ、「今何年生?何か部活やっているの?僕達は山梨や神奈川から来たんだけど…などなど」彼の仕事の邪魔をしない程度に話かけました。



 そうこう話をしているうちに、彼が京大の体育会系で、7月に横浜で大会があり、関東方面に来ることを聞いて、「それじゃ今日のもてなしのお礼に、横浜に来た時にこっちで招待するから」という話で盛り上がりました。


 私は、一期一会とはこのようなことかもしれないと思い、彼に「○○君だけじゃなくて同じ部のみんなも呼んでいいから、一緒に横浜で盛り上がろうぜ。」と言いました。自分も学生の頃に戻った晴れやかな気分になりました。が、しかし・・・私はここで一つの失敗をしたのです。


次に続く…

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