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兵法その1 「背水の陣」

紀元前204年、大将軍・韓信は漢王劉邦に趙へ出兵を命じられた。このとき趙軍二十万に対し、韓信は十分の一の二万の兵で出陣した。其のとき韓信が取った策が、川を背にして自兵を後退できずして、兵は前に行くしか生きるすべなしとした策、いわゆる「背水の陣」であった。


よく、何らかの外圧によって追い込まれ、自分自身がこの方法しかとるべき道が無い様をあらわすときに「背水の陣」を用いる人がいるが、これは、「苦肉の策」というべきで、単純に自分がそうなってしまうまで周囲や社会に甘んじていたに過ぎない。


本来は、自ら若しくは自らの組織を意図的に後退できずして、前を見て進むしか方法が無い状態にする様を表す。 さて、我々はこの兵法を生かしているか? 自らを死地に追い込み「背水の陣」をとって目標をつかむよう心がけているか? そこまでの腹が出来ているか?


考えてみよう。 

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考えてみます。

昨晩から、コメントをしようと思っていましたが、
何もコメント出来ず。

コメント出来ない自分も腹立たしいので、
投稿させて頂きました。

何方か存じませんが、ありがとうございます。
また、兵法その2も楽しみにしておりますので、
これに懲りず、投稿して頂けると嬉しいです。

ガーン!

まるで脳天を打たれたよな言葉。有難う御座いました。

日々惰性で生きてるとは思いませんが、何ら明確な目的を掴めずにいる我々であると思っております。

憂う心はあれど、徒手空拳。

新たな展開へ進むべし。

ちなみに白扇先生の「自戒書言」につぎの言葉あるのを思い出しました。

ノーマン・V・ピール「積極的生の技術」

もう駄目だと思い、とてもできないと思ったら実際にできません。勝ちたいけどとても勝てないと思ったら間違いなく勝てません。負けると思ったら負けます。
何故ならばこの世では成功は人の意志から始まるのです。なにもかも心の在り方一つです。人生の戦いは、何時でも強くて抜け目のない者が勝とは限りません。遅かれ早かれ勝つのは勝てると思った人なのです。

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